物価2%目標延期してバズーカ第3段は封印

やはり金曜日は第3段金融緩和はしなかった。一部の失望はあったとかもしれないが、中期的には目標を先延ばししてバズーカしなかったのは正解だと思う。全体的な経済バランスで 給料上昇が伴わないのに、食料品をはじめとして東京23区のマンション価格が今年の上がりピッチが早い。ここで緩和しても一時的に株上昇するだけですぐに失速するだけであろう。やはり来年の賃金アップや政府の施策を待ちたいところだ。政府の日銀会見と同日に
景気対策を発表。金曜日はなんとかプラスになった。きょうは外国勢の期待していた筋の売りと思われる影響で下がったようだが。
しばらく相場は一進一退だろう。ここで現状の景気や日銀緩和の影響を整理したいと思う。明らかに影響があったのは為替と、不動産取引、そして株式上昇であろう。しかし給料はそれほど上がらず、消費税Up,年金&健康保険の負担アップで普通になにもしなければ暮らしはよくなるどころか悪くなっているはずだ。しかもそろそろマンション買いたいと思う働き盛りの世帯には今のマンション価格はさすがに手が出しづらいレベルまで上がってきた。
実感としてもこのアベノミクスが始まる頃と比べて3割近く上がっていると思う。給料は上がってもせいぜい3ー5%くらい。とても追い付かない。
購入考えては 焦らず 本当に買う必要があるのかよく考えよう。ちょっとペースが早すぎる。もしすぐに下がらないかもしれないが同じ価格なら
少しでも購入をあと延ばしにして資金を増やす、貯金しながら吟味した方が良いかもしれない。昨年のまずは押さよう!は
買えるのはすでに不動産持ちで価格上昇の恩恵ある人か外国の人が円安で実質ドルベースで下がってみえる人くらい。
もう今の時点で伸びきっている。まずは先決はこの物価上昇に合わせて賃金が上がること。来年の春闘と政府の後押しがポイントになる。
日本経済の足元をしっかりしてからの 株式の伸びに期待したい。

では。

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